小島敏郎氏は「都民ファーストの会」の事務総長を務めた、言わば小池東京都知事の側近。
その小島氏が現職の都知事を公職選挙法違反の容疑で刑事告発しました。小池氏のカイロ大学卒業をめぐる真偽が発端です。
本日は、小島敏郎氏についてこんなことをお伝えしていきます。
小島敏郎氏の学歴は？
小島敏郎氏の経歴は？
どうして都知事を刑事告発したの？
小島敏郎氏（小池百合子都知事の元側近）の学歴とプロフィール
生年月日：1949年3月23日（2024年現在75歳）
出身：岐阜県多治見市
高校：愛知県立旭丘高等学校卒業
大学：東京大学法学部第１類（私法コース）卒業（1972年）
同大学第２類（公法コース）卒業（1973年）
職業：環境官僚、弁護士
1973年4月に環境庁入庁以来、環境庁長官秘書官を経て、企画調整局、水質保全局で課長を務め、2005年には地球環境審議官を担当2008年7月、環境庁を退官しました。
【画像】小島敏郎弁護士の経歴は？（環境官僚時代と都民ファーストの会）
- 1994～97年は水俣病の政治解決に携わる。
- 1991年～93年「環境基本法」の立法作業を担当。
- 2003~2005年地球環境局長の時は閣議決定された「京都議定書目標圧制計画」策定を主導。
- 2008年 7月 環境庁退庁
- 2009年 4月 青山学院大学国際政治経済学掲載学部教授（2017年退職）
- 2009年 5月 名古屋市経営アドバイザー
- 2011年 4月 愛知県政策顧問
- 2014年 ５月早稲田リーガルコモンズ法律事務所参加
- 2016年東京都特別顧問（2017年9月まで）
- 2017年 都民ファーストの会東京議団政務調査会事務総長
大学在学中に国家公務員上級試験を3番で合格、司法試験にも合格するという偉業を成し遂げます。
大蔵省からも勧誘があったのを断って環境庁で勤めつことを決めました。
小島敏郎氏は小池百合子とクールビズを促進！なぜ都知事を刑事告発した？
小島氏と小池都知事の最初の仕事は、小島氏が環境省の地球環境局長で小池知事が環境大臣の時。共に「クールビズ」を推進しました。
環境庁退庁後、小島敏郎氏は小池百合子都知事が特別顧問である「都民ファーストの会」で東京都議団政務調査会事務総長を務めました。そのようば人物がなぜ刑事告発に至ったのでしょう？
2020年、小池都知事のカイロ大学卒業疑惑にさかのぼります。
小池百合子都知事は、卒業証明書と卒業証書を開示しましたが、一般に公開されていません。その書類にいくつか疑問点があり、証書が正規ルートで手に入れたものではないというのです。根拠として次の点が挙げられています。
１．文章が男性形になっている。継承Mrを始め、男性形の語形で書かれている。
2．卒業証明書の大学のスタンプの印影が判読不明。
３．署名すべき人物の署名がない。4人の署名者の内、1名のサインしか確認できない。
4． 収入印紙が逆さまに張られている。スペースの関係で横向きに貼ることはあっても、逆さまという例は見つからない。
5．小池氏の写真がピンでとめられている。通常は糊付けかホチキス留めである。
しかし、2020年6月9日カイロ大学が「小池氏は1976年10月に文学部社会学科卒業した」という声明を発表したことで、疑惑は一度鎮静化します。
そして2024年、小島敏郎氏がカイロ大学の声明は私が提案した」と爆弾発言をします。
当時小島氏は、小池知事のカイロ大卒を信じて疑わなかったため、提案したのですが、今は卒業していないと考えています。
それは当時同居していた北原百代さんが実名による証言をしたことも後押しました。
まとめ：小島敏郎の経歴と学歴は？東大卒で環境庁では小池百合子の部下！
弁護士の小島敏郎氏が、環境庁官僚時代から「都民ファーストの会」まで共に仕事してきた小池百合子東京都知事を刑事告発したニュースを受け、今回小島氏の学歴、経歴と告発に至った経緯をお伝えしました。
東京都民の穏やかな暮らしのため、この件が今後どういう展開を見せていくのが気になります。
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