2025年7月19日、ワールドユニバーシティゲームズ夏季大会で競泳・男子200m個人メドレーで森拓海選手が金メダルを獲得しました。
今大会の日本金メダル第1号です。
さて森選手は今まであまり聞いたことの選手ですが、大学は国士館大学です。
本日は森拓海選手について調査した結果をお知らせしていきます。
森拓海が金メダル!2025年ワールドユニバーシティーゲーム!
🇩🇪FISU World University Games Rhine-Ruhr 2025
— 競泳NEWS (@swimcoverage) July 19, 2025
男子200IM
🇯🇵森拓海 1:57.24 =FR!! pic.twitter.com/IV54Yg7UGu
ドイツ・ラインルールで行われているFISUワールドユニバーシティゲームズ夏季大会で、競泳・男子200m個人メドレーで森拓海選手が金メダルを獲得しました。
7月19日に開催されたレース前半では4番手でしたが、後半の平泳ぎでトップとの差を縮めました。
そして、緊張のラスト50mの自由形で一気に追いつき、1位でゴール。
タイムは1分57秒24で、大会新記録での優勝とありました。
同時に日本チームにとっての今大会初の金メダルです。
それより前の17日に行われた男子400mフリーリレーでは、森選手は第1泳者で出場。
3分14秒19という好記録で2位。
日本学生の新記録をうちたて、日本チームの今大会初の銀メダルとなりチームに貢献しました。
森拓海(水泳)の高校は神奈川県私立武相高等学校!大学は国士館で年齢21歳!学部は?
得意な種目は自由形です。
尊敬する水泳選手は、ケイティ・レデッキー選手。
アメリカの競泳女子選手。
15歳の時、2012年ロンドン五輪に出場。その後リオデジャネイロと東京五輪と生涯で、3つのオリンピックに出場し、合計9つの金メダルを獲得。
また世界水泳選手権では、女子歴代最多の14個の金メダルを獲得しています。
小学校の頃はジュニアオリンピックにも出場するほどに力をつけました。
しかし中学時代に骨折を経験してから、成績が思うように伸びず、大会とは疎遠になります。
そして神奈川県私立武相高等学校に進学。水泳は続け変わることなく練習に励んでいました。
武相高等学校時代
武相高等学校は、武相中学校と併設する中高一貫の男子校です。
設立は、昭和18年(1943年)の武相中学校設立にさかのぼります。
昭和23年(1948年)に高等学校が設置されました。
高校は4つのコースに分かれており、生徒の特性に合わせて選択することができます
体育コース
総合コース
進学コース(進学クラス)
進学コース(特進クラス)
水泳部は、全国大会や関東大会、ジュニアオリンピックにも出場選手を輩出しています。
室内プールを備え、年間をとおして練習することができます。
このような恵まれた環境で練習に励んでいた森選手ですが、コロナ禍がやってきます。
泳げない日々が続く中で、森選手は自分に問いかけました。
なぜ自分は中途半場なレベルで水泳を続けているんだろう
本来、負けず嫌いでジャンケンでも勝たないと気が済まない性格が目を覚ましたのです。
そして、水泳に対する考え方をあらためると、成績にも反映されました。
しかし高校最後のインターハイでは、100mフリーに出場。
しかし、準決勝で敗退し、全国15位という成績に終わりました。

悔しい思いをしているところ、国土館大学の和田拓海匡史監督に声を掛けられました。
そして国土館大学に進むことを決意します。
国士館大学時代
大学では政経学部経済学科に進みます。
大学のチームと同時にクラブチームにも所属しています。
コーチにより指導方法が違い大変なのでは?という質問に本人は、このように答えています(2025年5月28 日国土館マガジンズによる)
「各コーチの良いところを吸収するように心がけています。多様な視点から学ぶことができる、この環境が私にはあっています」情報引用元:https://www.kokushikan.ac.jp/
技術向上欲が旺盛で、とても柔軟な考えですね。
大学2年の冬は、辛い出来事がありました。
それまでに目標としてきたパリオリンピック選考会で選手に選ばれなかったのです。
2位までが五輪内定で、森選手は3位と一歩届かず。
ここで森選手が学んだことは
1位以外は敗北者
でした。同時に、
「自分はまだまだ甘い、1位になるにはもっと自分に厳しく」 情報引用元:https://www.kokushikan.ac.jp/
と自らを諫めました。
今は、2008年のロサンジェルス・オリンピックをめざして練習に余念がありません。
どんなに練習や勉強で忙しくても、睡眠はしっかり7時間確保するそうです。
睡眠はトレーニングの一環なので、しっかり休んで疲れを取ることが大切と考えているのです。
森拓海水泳を始めたきっかけは?
水泳は0歳から始めました。
喘息を治す目的があったということですから、親に言われて習い始めたのでしょう。
小児喘息は5歳になると1.83%の割合いで増え、小学校低学年では3%台にのぼります。
平均的に男児に症状が多いのも特徴です。
喘息は体力を消耗しやすく体が弱くなりがちなため、体力作りに水泳を習わせるという親も多いですね。
森選手は幼いころ、水泳が好きとか嫌いとかという気持ちはなく、言われるままにやっていたと言います。
それでも、ジュニアオリンピックに出場するほど上達したのですから、才能があったのでしょう。
その才能に努力が積み重ねられて、今回のユニバーシティーゲーム金メダルにつながったのですね。
まとめ:森拓海(水泳)の高校は神奈川県武相高で大学は国士館で学部はどこ?政経学部経済学科!
本日は2025年のユニバーシティーゲーム、競泳男子個人200メートルで金メダルを獲得した、森拓海選手について調査した結果をお知らせしました。
1.2025年ユニバーシティーゲームでは個人種目で金、400メートルフリーリレーで銀を獲得
2.森拓海の大学は国士館で政経学部に通う年齢21歳
3.国土館大学のチームとコナミに所属
4.水泳を始めたきっかけは喘息の治療
5.現在は2028年のロス五輪に出場に意欲をもやしている
日本水泳界は本当に層の厚いですね。
ロス五輪までまだ3年あります。それまでの森選手の活躍に期待しましょう。
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