石破茂首相がアメリカのトランプ大統領との会談を終え、2月8日夜に帰国しました。
石破首相とトランプ大統領の初めての会談となり、今後の日米関係にとっても重要なものでした。
この会談が成功だったとテレビで報道される反面、SNS上では正反対の意見が多くみられます。
米大統領から送られた言葉についての解釈が、実は「皮肉だ」であるというのです。
本当でしょうか?
本日は石破茂首相がトランプ大統領もらった言葉の意味について、調査した結果をお伝えしていきます。
【画像】石破茂がトランプ大統領にもらった直筆メッセージカード!
— 石破茂 (@shigeruishiba) February 8, 2025
石破首相が米大統領との会談を終え、2月8日帰国しました。
そして、大統領から受け取ったというメッセージをSNSに投稿。
メッセージの内容は英語で
“MR.P.M. You will be A great people’s Prime Minister! Best Wishes”
日本語に訳すと
「『首相へ』、あなたは『偉大な人々の首相』となるだろう ご多幸をお祈ります」
このメッセージが問題だとSNS上で指摘されています。
一見普通のメッセージに見えますが、何が問題なのでしょう。
石破茂がトランプにMr.PMは皮肉か嫌みか?名前を覚えていない?
Xでしか分からないトランプ大統領の皮肉。「偉大な首相」ではなく「”偉大な人々”の首相」「日本は好きだがお前は嫌い。」でも地上波テレビは、懸命に石破首相を持ち上げる。今の日本は政治もメディアもそれぐらいどうしようもない。せめて事実は事実として伝えないといけない。 https://t.co/ZWtxfWG5Jv
— kakikoSHOP (@shop_kakiko) February 9, 2025
SNSの声を聴いてみるとメッセージ中の
『首相』という呼びかけと『偉大な人々の首相』
が問題だということです。
Mr. PMと書いたのは名前を覚えてもらっていないから?
SNS上でこのような声が聞かれます。
名前を憶えてもらってない。
Ishibaって名前が入っていない。この文章にトランプの気持ちが表れている。
普通は個人名で書くのに、MR PM 嫌味を言われているのすらわからない
MR. PM
— ダイエットしてるハズ (@by04417568) February 9, 2025
ミスターPrime Minister
日本の代表として恥ずかしいですよ。
嫌味言われてんのに気が付かないんですか?貴方自身をバカにされてる事、相手にならないとされてる事、気付いて無いんですか?
アホ過ぎる。 pic.twitter.com/DbU6GXgLXC
トランプ大統領がMr. PMと書いたのは、石破氏の名前を憶えていなかったから、ということです。
しかし、このように解説している投稿がありました。
ファーストネームで呼ばれてない!
— SHIN (@shin1127linear) February 9, 2025
などの批判があるが、https://t.co/GFQot8E4QGは明らかにhttps://t.co/otH5KFJoug Minister の略。https://t.co/otH5KFJoug Minister は、外交儀礼では首相閣下。
最適な呼び方。
逆に初対面でファーストネームは失礼すぎる。 https://t.co/ArnFJbxMti
『MR. P.M』は『首相閣下』という意味になり、外交儀礼として最も適切な呼び方だという意見です。
確かにアメリカでも記者会見や、公式な場では
「Mr. President」
と呼びかけることが一般的です。
『偉大な首相』じゃなくて「『偉大な人々』の首相?
次に『偉大な人々の首相』ですがこれは原文では、
『 a great people’s Mrime Minister』
となっています。
これは「偉大な首相」ではなく、「『偉大な人々』の首相」という意味だと意見です。
つまり、「偉大な人々=日本国民」で、石破氏はその国民の「首相」である、という解釈です。
これについては解釈がむずかしいですが、Xのコミュニティーノートでは次のような意見を出現しています。
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どちらともとれる英文であることは、確かなようです。
『A great people’s Prime Minister』の 『A』が大文字で書かれていいることにも注目する必要があるでしょう。
文中にも関わらず、大文字で書かれた『A』は強調を意味するため、この『A』は 『great Prime Minister』を強調していると言えるでしょう。
ホワイトハウスの名前の入った正式な便箋に書かれたものが、嫌みや皮肉を込めているとすれば、今度はトランプ大統領の’外交儀礼が疑われることになるのではないでしょうか。
過去のトランプ大統領の発言で皮肉などを言うことはありましたが、正式な文書で残すという可能性は低いと考えます。
【動画】石破茂は安倍晋三と比較されている!
オールドメディアは大成功と報道してるね。テレビなんか観るモンじゃないね w w w
— @airi_fact_555 (@airi_fact_555) February 8, 2025
https://t.co/tuU0UpJ38X
トランプ大統領は安倍晋三元首相と強固な信頼関係を築いていました。
そして安倍元首相を
「シンゾー」
とファーストネームで呼ぶほどの仲でした。
そのため、石破首相はどうしても安倍元首相と比較されるのです。
安倍元首相が築いたような信頼関係とアメリカのトランプ大統領と築くことができるのか、注目されています。
例えば上の動画で比較すると、安部元首相とは会見が終わって互いを見つめ握手をかわし、笑顔で答える様子がわかります。
それに引き換え先日の会見では、石破首相が記者からの質問に答えたあと、トランプは一言残し石破首相の顔も見ず去っていきました。
米大統領の反応に大きく差があることで、石破首相は会談への風当たりが強くなっているのです。
まとめ:【画像】石破茂へあてたトランプのMr.PMは皮肉や嫌みか?メッセージ内容は?
本日は、石破茂内閣総理大臣がトランプ大統領にもらったメッセージに、『Mr.PM』とあったのは、皮肉や嫌みか、ということについてお伝えしました。
トランプ大統領が石破首相の名前を憶えていない、との意見が多数ありましたが、「首相閣下」と敬意を表したもので、外交儀礼という解説がありました。
また『偉大な人々の首相』という文言については、『偉大は首相』と解釈することができることが判明しました。
今回の会談が、今後石破政権にどのような影響を及ぼすのか、目が離せませんね。
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