2025年7月4日の日刊スポーツによると、英国のダガー賞の翻訳部門で、王谷晶さんの推理小説が選ばれました。
推理小説最高峰の賞を日本人作家が受賞するのは、初めての快挙です。
ダガー賞はアメリカのエドガー賞に匹敵する名誉ある賞です。
ところで王谷晶さんを知らない人も多いようですので、本日は王谷さんの学歴や経歴について、調査した結果をお知らせします。
王谷晶(おうたにあきら)の性別とプロフィール!高校や学歴&経歴と国籍は?年齢は44歳!
ダガー賞授賞式での王谷晶先生のスピーチ全文が載ってる。ジョークを混ぜつつも伝えるべき大切なことを語っていて素晴らしいスピーチだ。おめでとうございます!https://t.co/os53c4NQe5
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) July 3, 2025
王谷さんの名前を検索すると【国籍】とサジェストが現れます。

【国籍】を知りたい人が多いようですが、王谷さんの国籍は日本、母国語も日本語です。
東京で書店を経営していた両親は、王谷さんが2歳になるころ、栃木県へ引っ越します。
10歳くらいのころから、
「小説家になってしまうんだろうな」
という気持ちがあったそうです。
本格的なオタクになり始めたのは11,12歳の時から。
BL本に傾倒していきました。
中学時代は読書に熱中。
自分では「真面目な生徒ではなかった」といいます。
ある日父親の実家の蔵書の中に見つけた倉橋由美子さんの「聖少女」を、わからないなりにも読んでみると、「ハマった」と明かしています。(WEB本の雑誌インタビューより)
昔父が使っていた部屋に若い頃読んだ本がそのまま残っていて。そこに初期の『パルタイ』とか『聖少女』とかがあり、することもないから「読んでいいか」と訊いて読んだら、わからないところも多かったんですけれど、すごくツボに刺さったんです。そこからしばらく古書店や新刊書店をまわって手に入るだけ倉橋由美子さんの本を集めていました。情報引用元:https://wendoku
高校も何とか合格したものの、授業は真面目にうけず、図書館で本を借りては読むという高校生でした。
その時にハマった小説家は、村上龍さんと山田詠美さん。
大学には進学しておらず、東京のデザイン系専門学校を卒業しています。
本人は
「名前を書けば入れるような学校だった」
と語っており、具体的な学校名は公表されていません。
専門学校時代はアルバイトに明け暮れ、ビデオレンタル店や寿司屋、スナックなどで働きながら、古本屋巡りや映画館通いを楽しんでいたそうです
専門学校卒業後に体調を崩して実家に戻り、うつを経験。療養した時期がありました。
21歳から28歳までの間、実家で過ごしながらも
「自分はいずれ作家になる」
と夢を持ち続けます。
28歳で再び上京し、出版やゲーム業界での仕事を増やしながら作家デビューの道を切り開いていきました
2012年に「猛獣使いと王子様」のノベライズ作品で作家デビューを果たします。
今回、タガー賞を受賞した作品は2020年に発表された『ババヤガの夜』ですが、第74回日本推理作家協会賞長編部門の最終候補に選ばれています。
王谷晶の性別は?マツコ・デラックスに似てる?
王谷晶さん日本人初のダガー賞受賞おめでとうございます👏大変光栄なことに、ご縁がありご一緒させていただきました。
— バイリンガルニュース (@Bilingual_News) July 3, 2025
スピーチの「リアルの暴力が溢れている世界ではフィクションの暴力は生きていけません」というお言葉が印象的でした。「ババヤガの夜」最高なので海外でも爆売れ間違いなし -Mami pic.twitter.com/8i2mZ1g03C
晶(あきら)という中性的な名前から
「男性?女性?」
と思う人が多いようです。
王谷晶さんの性別は女性です。
繊細でありつつも毒舌で正直、やさしい皮肉を交えた独特の文体を持つ作家として知られています。
本人もインタビューなどで女性としての視点を持ちながら、社会の裏側や人間観察を大切にし、その経験を作品に活かしている、と答えています。
また王谷晶さんがマツコ・デラックスさんに似ているという話題がSNSで持ちきりです。
新聞の夕刊で英ダガー賞受賞の王谷晶さんの写真を見たのだけれど、え?マツコ・デラックス??と思ってしまったのは私だけじゃないよね……???😅
— えりりん (@elirine) July 4, 2025
王谷晶さん日本人初のダガー賞受賞おめでとうございます👏大変光栄なことに、ご縁がありご一緒させていただきました。
— バイリンガルニュース (@Bilingual_News) July 3, 2025
スピーチの「リアルの暴力が溢れている世界ではフィクションの暴力は生きていけません」というお言葉が印象的でした。「ババヤガの夜」最高なので海外でも爆売れ間違いなし -Mami pic.twitter.com/8i2mZ1g03C
王谷晶さんの小説 #ババヤガの夜 が #ダガー賞 受賞🏆 ババガヤって目が滑ってた。世田谷かよ。寺田克也の表紙荒木飛呂彦味あるな。王谷晶さんはマツコ味ある。
— kaimono3 (@kaimono3) July 4, 2025
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それもあって、王谷さんの性別が気になる人が多かったのではないでしょうか。
王谷晶の今までの作品一覧!「パパヤガの夜」でタガー賞受賞!
王谷晶『ババヤガの夜』が2025年ダガー賞(翻訳犯罪小説賞)を受賞しました!!!!!!!!!!!🎊🎉🥳
— 河出書房新社 (@Kawade_shobo) July 3, 2025
この賞を日本人が受賞するのは初めてのことです。
多数の大人気作家がノミネートされてきた賞、王谷さん、おめでとうございます…!!!!!!
日本の文庫版の表紙を貼っておきます。https://t.co/2FxHsWpRk7 https://t.co/kPWiUv9Fgi pic.twitter.com/3NEhIj3bhg
2020年のタガー賞受賞作品の英訳版タイトルは、“The Night of Baba Yaga”です。
2012年でデビューして以来僅か13年での快挙です。
王谷晶さんの他、主な作品は以下の通りです。
2015年 | あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト | 集英社オレンジ文庫 |
2016年 | 探偵小説(ミステリー)には向かない探偵 | 集英社オレンジ文庫 |
2018年 | 『完璧じゃない、あたしたち』 | エッセイ作品 |
2023年 | 40歳だけど大人になりたい | 平凡社 |
2025年 | 他人屋のゆうれい | 朝日新聞出版 |
その他にもエッセイや短編など、多彩なジャンルで執筆活動を続けています。
まとめ:王谷晶の経歴や大学は?デザイン学校卒でタガー賞受賞の推理小説家!
本日は、日本人作家で初めてタガー賞を受賞したミステリー作家王谷晶さんについて、調査した結果をおしらせしました。
- 王谷晶さんは1981年生まれ、東京都出身の女性小説家・エッセイスト。
- 国籍は日本で、性別は女性
- 大学進学はせず、東京のデザイン専門学校を卒業。
- 専門学校時代はアルバイトに明け暮れ、古本屋での時間を大切にした
- 体調を崩し一時期実家で療養したが、28歳で再び上京し作家デビューを果たす。
- 2012年にノベライズ作品でデビューし、2020年の『ババヤガの夜』で国内外の賞に輝く。
王谷晶さんの作品は、独特の視点と深い人間観察が光り、多くの読者の心に響いています。
これからの活躍も楽しみですね!
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