2025年6月3日、野球界のレジェンドであり「ミスタープロ野球」と称された長嶋茂雄さんが肺炎のため89歳で逝去されました。
長嶋氏の巨額の資産と家族構成、そして相続問題が注目されています。
長男の長嶋一茂さんは、以前に相続放棄をしています。
また父親を実質的に支えてきたのは次女の三奈さんと、言われています。
今回は長嶋茂雄さんの総資産の内訳や相続の行方について、調査した結果をお知らせしていきます。
長嶋茂雄の総資産20億!20億円の内訳は?

資産20億円は主に不動産や土地で、その内訳は主に以下の通りです。
- 東京都大田区田園調布にある豪邸(1971年築、土地約590平方メートル、土地だけで約6億4000万円の価値があるとされている
- 世田谷区に所有する約760平方メートルの土地は、約5億7000万円超
- これら個人名義の不動産だけで12億円以上
- 次女・三奈さんが代表を務める「株式会社オフィスエヌ」名義の不動産も多数。田園調布の豪邸隣接地や賃貸マンション、品川区のマンションの一室、箱根の別荘などが含まれ、土地だけで7億7000万円以上の価値とみられる
これらを合計すると約20億円近い資産規模となり、さらに預貯金や有価証券などの金融資産や商標権、肖像権なども相当額に上るでしょう。
資産は主に次女・三奈さんが代表を務める『オフィスエヌ』を通じて管理されてきました
長嶋茂雄の総資産20億を相続するのは誰?子供4人が法定相続人!
【発表】追悼特集号『NumberPLUS 長嶋茂雄』(仮)、6月26日に緊急刊行https://t.co/aTq6d9j2yF
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 3, 2025
1980年に創刊された『Number』では、アスリートとしてだけでなく、人間としての魅力にも迫る記事が数多く掲載されてきた。長嶋さんは表紙にも度々登場し、国民的英雄の顔を誌面に刻んできた。 pic.twitter.com/XiRxPEzVvx
長嶋茂雄さんには相続の対象となる4人の子供がいます。
- 長男:長嶋一茂(1966年1月26日生まれ)
タレントとして活躍。キリスト教徒で洗礼名はパウロ - 次男:長嶋正興(1970年9月26日生まれ)
- 長女:長嶋有希(1967年生まれと推定)
一般人で詳細は非公開だが、ファミリー企業「オフィスエヌ」の役員経験あり - 次女:長嶋三奈(1968年6月3日生まれ)
スポーツキャスターであり、「株式会社オフィスエヌ」の代表取締役を務めている。喪主も務めた
通常であれば、配偶者がすでに他界した長嶋茂雄氏の資産は4人の子供達によって相続されます。
長嶋茂雄さんの資産は個人名義の不動産とオフィスエヌ名義の不動産に分かれており、オフィスエヌが管理する資産は次女・三奈さんが実質的にコントロールしています。
長男・一茂さんは過去に「相続放棄」を公言しています。
これにより、実質的には残る3人の子供が分配する形になる可能性が高いと見られています。
また、長嶋茂雄さんは生前に新たな財団設立など「終活」とも言える準備を進めており、これが資産管理や相続の複雑化を防ぐ役割を果たすと推測されています。
財団は青少年の支援を掲げ、理事に名を連ねていないものの、三奈さんが父親の遺志を継いでいくと見られています。
長嶋一茂の相続放棄?遺産相続は三奈と長女と次男の3人?
【発表】長嶋茂雄さん死去 長男・一茂がコメント「誰よりも幸せな89年間」https://t.co/QubLIHWUkk
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 3, 2025
コメント全文
長嶋茂雄の全てのファンの皆さま及び、関係者の皆さま
父 長嶋茂雄が永眠致しました。
父にとって野球は人生そのものであり、最愛の存在でした。… pic.twitter.com/pBxDYIRMWW
長男・一茂さんが相続放棄を口にした背景には、家族間のもめごとを避けたいという強い意志がありました。
2017年のテレビ番組で
「相続は全部放棄している。もめたくないので」
と発言していて、4人の子供のうち3人で分割されることを認めています。
また、一茂さんは長女・三奈さんとの不仲説も報じられており、家族関係が複雑なことがうかがえます。
家族関係が悪化した1つの原因は、次女・三奈さんが管理する「オフィスエヌ」と一茂さんの会社「ナガシマ企画」で『長嶋茂雄』の商標権を巡る争いだったとされています。
当時、長嶋茂雄氏がメディアに対し直接「オフィスエヌで一括管理する」と通知をしました。
しかし一茂氏が、父親の野球グッズをコレクターに売却していたという報道があり、家族間の溝が更に深まったということです。
それ以来、父と息子のわだかまりも解けないままでした。
一茂さんの相続放棄の背景には、このような家族の亀裂があり、法的には、相続放棄は家庭裁判所に申述し認められれば有効です。
相続権を放棄することで相続財産の分配から除外されます。
相続放棄の理由が「もめごとを避けるため」なら、これで三奈さんと和解することができるでしょうか。
まとめ:長嶋茂雄の総資産は20億で遺産相続は誰が?一茂が放棄で三奈らが3等分?
本日は、長嶋茂雄さんの総資産20億を誰が相続するのか、について調査した結果をお知らせしました。
- 長嶋茂雄さんは2025年6月3日に肺炎のため89歳で他界
- 総資産は約20億円規模で、東京都の土地、オフィスエヌ名義の不動産などが主な資産
- 子供は4人(長男・一茂、次男・正興、長女・有希、次女・三奈)。三奈さんがオフィスエヌの代表を務め、喪主も担当
- 長男・一茂は相続放棄を表明し、家族間のもめごと回避を望む姿勢を示している
- 相続は実質的に3人の子供が分配する可能性が高く、長嶋茂雄さんは終活として新財団設立していた
偉大な野球選手の後ろには、想像できない家族の問題があったのですね。
一茂さんが相続を放棄することでもめごとが収まり、兄弟が仲良く集えるようになるといいですね。


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