小説『ババヤガの夜』で、イギリスのミステリー文学賞『ダガー賞』の翻訳部門を、日本人で初めて受賞した作家の王谷晶さん。
王谷さんが中国人と誤解している人がいるようです。
このようにヤフー検索で王谷晶さんの名前を検索すると、『中国人』というサジェストが登場します。

王谷さんは中国人なのでしょうか?
『王谷姓』は中国をルーツとしているのでしょうか?
本日は王谷晶さんが中国人じゃない!国籍は日本!というタイトルで、調査した内容をお知らせしていきます。
王谷晶のプロフィール!出身は東京で国籍は日本!

王谷晶(おうたに あきら)さんは、1988年3月12日に東京都で生まれました。
王谷さんが生まれる直前頃まで、両親は東京の大塚で書店を経営していました。
しかし田舎暮らしがしたいと思い店を閉じ、国内をあちこち回って、最終的に栃木県に落ち着きました。
ロハスな生活に憧れがあった両親だったそうで、自宅はDIYで建てました。
ところで王谷さんの国籍について『中国人』と思う人がいるようです。

王谷さんは中国人なのでしょうか?
王谷さんの国籍は『日本人』と公表されています。
祖父母は仙台にいた、という情報もあります。それが事実であれば、少なくとも祖父母の時代から日本に住んでいたことになります。
王谷晶さんの経歴や大学と学歴はこちらでも紹介しています。

王谷晶が中国人といわれる理由!本名の姓に「王」の字!

王谷晶さんが時々中国人と誤解される大きな理由は、
「王」
という漢字が含まれていることにあるのではないかと思われます。
「王」という字は中国で非常にポピュラーな姓の一つです。
中国の国務院人口調査弁公室の統計では、中国の三大姓は
「李」「王」「張」
で、「王」は最も多い姓です。
おおよそ1億183万人が「王姓」を名乗っています。
そのため、「王」の字が入る「王谷」さんは
「中国人じゃないか」
と思う人がいるようです。
しかし、日本にも同じく「王」の字を使った姓が存在します。
例えば
「王子」
などのように、地名や旧家の名前に由来するケースが多いです。
王谷姓の由来はどこ!大阪府や三重県や岡山県!

「王谷」という名字は日本全国に数十軒しかいない珍しい姓です。
古くは江戸時代から使われていて、特に関西地方の大阪府や三重県、そして岡山県に多い姓です。
資料によると、江戸時代中期三重県津市に「王谷村」という小さな集落があり、この地域の住民が「王谷」姓を名乗り始めたのが始まりとも言われています。
その後、大阪を経由して関東に移り住む人も現れ、現在の東京周辺に定住したご先祖もいるとか。
王谷さんの苗字「王谷」は、歴史的には日本独自の名字であり、中国の王姓とはルーツが異なります。
「王谷」の読みは
「おおたに」「おうたに」「おうや」
があります。
王谷晶さんの名字の読みは、
「おうたに」
となります。
まとめ:王谷晶は中国人じゃない!国籍は日本人で両親は東京で書店を経営!
本日は王谷晶さんの国籍は中国人じゃない!ということについて調査した結果をお知らせしました。
- 王谷晶さんは日本国籍の生まれも育ちも東京の日本人。
- 王谷さんが中国人と思われる理由は、姓に「王」の字がふくまれているからと考えられる
- 「王谷」という苗字は中国の「王」とは全く別の、日本の珍しい姓
- 「王谷」姓は主に大阪や三重県発祥で、江戸時代から続くルーツがある
王谷晶さんの国籍は日本で、全国で70名だけという珍しい姓と言うことがわかりました。
これからの王谷さんの作品に注目していきましょう。


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