天才子役と謳われた杉田かおるさん。
つい先日他界された西田敏行さんとも、人気ドラマ「池中元太80キロ」で共演した思い出があり。西田さんの突然のお別れを受け止めきれないと、2024年1018日のヤフーニュースにありました。
杉田さんは子供のころ本当に多くのドラマに出演し、数多くの役者さん達と共演してきました。
しかしそれは、家計を支えるため働かざるを得なかったという状況もありました。
本日は杉田かおるさんについてこんなことをお知らせしてきます。
杉田かおるさんの子供の頃は、どんな子供だった?
杉田かおるさんが子供の頃、母親が離婚!
杉田かおるさんの子役時代の画像は?
杉田かおるのプロフィール
名前:橋本かおる(結婚前の旧姓)
生年月日:1964年11月27日 (2024年現在 59歳)
出身地:東京都新宿区
学歴:日本放送協会学園高等学校卒業(現在のNHK学園高等学校)
職業:女優、歌手, Youtuber
ジャンル:テレビドラマ、映画, YouTube
活動期間:1972年~
幼稚園のころは、引っ込み思案がひどく、人見知りが激しかった杉田かおるさん。
そんな性格を直そうと、家の近くにあった児童劇団『劇団若草』に入りました。
挨拶など礼儀を教えてもらえたり、歌や踊りのレッスンをしたりと、習い事感覚で始めたのです。
レッスンを初めて半年ほどたった頃、CMやドラマのオーディションを受けますが、ことごとく不合格。成長期で前歯の乳歯がなかったためでは、と本人の弁です。
声に特徴があったことから、ナレーションに採用されました。
しかし芸能界での活動は楽しむほどではなかったといいます。ただ、杉田さんの母親が撮影現場でスターを間近で見れるのを楽しみにしていました。
また、オーディションに落ちた時、不合格の子たちの母親があつまり残念会が開かれます。その時パフェを食べさせてもらえるのが杉田さんの楽しみでした。
7歳の時、人気ドラマとなった『パパと呼ばないで』の出演オファーがきます。
ドラマの中の子役は幼稚園児。当時杉田さんはすでに小学生2年生でしたが、脚本家の松本ひろしさんは、
「この子しか考えられない」と杉田さんを推薦しました。
小学生が幼稚園児の役ということで、杉田さんの5歳下だった3歳の妹が演技指導をしてくれました。幼い子に見えるにはセリフをどういうかなどを指摘してくれたと言います。
超一流のスタッフにかこまれ、大きなプレッシャーの中で臨んだ撮影の日々。ドラマはお茶の間の話題となり、天才子役としての芸歴の始まりでした。
杉田かおるの子供の頃!母親が離婚で妹の学費も払った小学生時代!
レオは爪があるんだ#ウルトラマンの日 #ウルトラマンレオ#杉田かおる pic.twitter.com/FkWioGJqjX
— 76歳OL (@caw534021) July 10, 2018
(動画は1974年ウルトラマンレオに出演した10歳の杉田かおるさん)
杉田かおるさんの両親が離婚したとき、杉田さんはまだ6歳でした。
杉田さんの母親は体が弱く仕事ができなかったため、子役として芸能界での仕事が忙しくなった時には、一家の大黒柱として家計を支えます。
一見すべてが順調に見える芸能活動ですが、『12歳の壁』にぶつかりました。
小学高学年になるとほとんどの子役は学業が優先になります。また身体の成長による見た目の変化で、今までのような『子役』が難しくなるのです。
杉田さんはこのころ『劇団若草』を退団しました。幼い時から芸能生活をしていて自分の人生に疑問をもっていました。
子役は現場では軽く扱われることもあり、
「このままでいいのか?」と、人生に迷いが生じていたことも原因です。
しかし、自分と妹の学費を稼がなければならないという現実もあるのに、仕事が激変してしまします。
杉田さんは童謡をうたう仕事もしていたため、学校が休みの土日はデパートのイベントで歌を歌いました。この収入が生活の助けになった、という言います。
子供の時から、家族を養うという大きな責任を担ってきた杉田さん。中学生になってもその苦労を背負い続けました。
【画像】杉田かおるの子役時代!かわいい写真!
1972年日本テレビ放送『パパと呼ばないで』チー坊こと橋本千春訳で人気を博しました。
石立鉄男さんが演じた独身・安武右京が亡くなった姉の子を引き取ります。突然小さな子供と住むことになって、奔放しながら、2人の絆が深まっていくストーリ―です。
1973 年、日本テレビ放送の『雑居時代』では、5人姉妹の末っ子・栗山阿万里を演じました。
姉妹役は、長女に藤真奈美さん、次女が大原麗子さん。三女と四女がそれぞれ川口晶さんに山口いづみさんでした。
杉田さんは子供時代、童謡を数多く歌っていました。
TBS放送の『3年B組金八先生』。
今も語り継がれる衝撃の15歳で妊婦役。杉田さんの演技力なしには実現しません。10代の妊娠を扱ったドラマの先駆けとなりました。
1980年から1992年まで、スペシャル版をいれると6回に分けて放送された人気ドラマ『池中元太80キロ』です。
3人の娘を持つシングルファーザー役の西田敏行さんとの共演で、杉田かおるさんは長女役でした。
まとめ:杉田かおるの子供の頃!母親が離婚で妹の学費も払う小学生だった!
本日は、女優杉田かおるさんの子供のころについてお知らせしてきました。
天才子役として騒がれ、一見華やかな世界で楽しんでいるのかと思いきや、実はシングルマザーの母親と妹の生活をたすけるために仕事を続けてきたという苦労の子供時代。
しかし私たちが思い出すのは、杉田かおるさんの可愛らしい子役時代です。
今は再婚したご主人と、有機農業を営みながら、時々テレビでも元気な姿を見せてくれます。
今後はどんな杉田さんを見せてくれるのか楽しみですね。
コメント