2024年、パリ五輪の競技・射撃で「トルコのおじさん」が話題になっています。
何の装備もなく、銃と自分だけの軽装で銀目立つを獲得し、世界がびっくり！ネットでは「無課金おじさん」と呼ばれていますが、その由来は？と疑問に思う方もいるでしょう。
そこで今日は、トルコの「無課金おじさん」についてお知らせします！
【動画】トルコの無課金おじさんの意味と由来は？なぜ無装備で射撃？
7月31日、パリオリンピックでは射撃競技が行われましたが、トルコ代表選手がSNSで大きな話題になっています。
その名も「トルコのおじさん」「ヒットマン」「無課金おじさん」です。なぜこうよばれるのでしょう？
「ヒットマン」は、この選手のたたずまいや、無装備の様子。また片手をポケットにいれたままにも見える様子が、まるで撃つことに慣れた本物の「ヒットマン」のようにみえるからでしょう。
加えて、コンピューターゲームの戦いでは、課金をして武器や防御装備を調達しながら、勝ち進んでいきます。
しかし、「無課金おじさん」が持っているのはピストルのみ。通常射撃選手が付けるイヤーマフやゴーグルもありません。そんな様子が、「無課金で戦いに挑む」ゲームのキャラクターのように見えたのです。
【画像】トルコの無課金おじさんはユスフ・ディケチ！退役兵士でオリンピック射撃選手！
本名：ユスフ・ディケチ
出身地：トルコ共和国 ゴクソン(GOKSUN)
居住地：メルシン(MERSIN)
生年月日：1973年1月1日
年齢：51歳
種目：10メートルエア射撃
文字通り無防備で現れた、トルコの代表選手はユスフ・ディケチ選手です。
憲兵隊総司令部の憲兵兵曹上級軍曹の階級を持つの退役軍人。ピストルの扱いは慣れたものですね。軍人としての任務中に銃を扱うばあい、イヤーマフやゴーグルをつける時間的余裕はないでしょうから、必要ないのでしょう。
2001年から射撃競技を始め、それ以降軍代表チーム及び、国家代表チームのメンバーとして活動しています。
2012年オリンピックでは10メートルのエアピストルと50メートルピストルの代表選手でした。
彼が現在居住するメルシンで2013年に開かれた地中海競技大会では、金メダルを獲得しました。
2016年の五輪にも出場。その時は22位で、予選を通過にならず。
しかし、そのたたずまいは、まさに「ガチヒットマン」、本職ならではいでたちです。
よく見ると、実際は耳栓タイプを使用してたようです。
残念ながら、男子10メートルエア射撃では13位の結果に終わりました。
【動画】トルコの無課金おじさんは射撃の銀メダリストで猫好き！
ユスフ・ディケチ選手は最終的に、男女混合競技で、見事銀メダルを獲得しました。トルコにとっては射撃競技で獲得した初のメダルです。
それでは、彼がカッコよく銃を構える様子をみてみましょう。銃を構える一連の動きが、まるで日常のワンシーンのように、なんとも自然で美しいですね。
地元トルコのメディアは、今回の彼の活躍を次のように賞賛しています。
「リラックスしていて、とてもプロフェッショナルだった」引用元：https://news.ntv.co.jp/
またディケチ選手は次のように述べています
「メダルを国民にささげたい。世界にいい印象を残すことができた」引用元：https://news.ntv.co.jp/
またディケチ選手の座右の銘は
「成功はポケットに手を突っ込んだままでは、やってこない」
ですが、今回の成功をもじって、トルコメディアはこう伝えています。
「成功は時に、ポケットに手を突っ込んでいてもやってくる」引用元：https://news.ntv.co.jp/
普段のディケチ選手は、猫好きのやさしいおじさんのようです。
こちらは若い頃の写真のようです。素敵ですね。髪が黒いだけで、様子はあまり変わっていませんね。
まとめ：【画像】パリ五輪・トルコの無課金おじさんの意味は？無装備の退役兵士は射撃で銀メダル！
「トルコの無課金おじさん」こと、ユスフ・ディケチ選手について、お伝えしました。
突然無装備であらわれたユスフ・ディケチ選手。世界の話題を一瞬にしてさらっていきました。
銀メダル獲得ができて良かったですね。
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