奈緒は映画で何があった?「先生の白い嘘」のインティマシーが原因?

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若手の実力派女優として人気の高い奈緒さん。

2024年9月27日公開の映画「傲慢と善良」に出演します。原作は2023年に最も売れた小説。嘘の過去を持つ善良な女性と難しい役を演じます。

難しい役と言えば、2024年夏に公開された「先生の白い嘘」の役も話題になりました。インティマシー・コーディネーターの要望を拒否されたということがSNS上で炎上したのです。

今日は奈緒さんについて、こんなことをお知らせしていきます。

奈緒の映画で何が起こった?
奈緒の「先生の白い嘘」はインティマシー(性的な)描写が多い!
奈緒の映画でインティマシー・コーディネーターは必要だったのでしょうか?

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目次

奈緒のプロフィール!

本名:高添奈緒(たかぞえなお)本田なお
生年月日:1995年2月10日(2024年現在 29歳)
出身地:福岡県福岡市
学歴:筑紫中央高校
身長:157㎝
職業:女優・タレント
ジャンル:テレビドラマ・映画

父親は奈緒が生後7か月の時他界、母子家庭で育ちました。

高校1年の時福岡の天神で、モデルにスカウトされました。撮影モデルをしたり、テレビ西日本の番組『ももち浜ストアプラス』で「おすすめ通信なおちゃんねる」を担当。

2015年20歳で上京。この時の芸名は本田なお

2016年『雨女』で映画初出演を飾ります。翌年、芸能事務所をアービングに移し、芸名を現在の『奈緒』にしました。

2018年、NHK連続テレビ小説『半分、青い』で主人公の親友・木田原菜を射止めます。

それから、連続ドラマ初主演や初舞台、初主演映画『ハルカの陶』と人気女優の階段を駆蹴上っていきます。第102回ザテレビションドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞

2022年には吉田拓郎氏のラストアルバムのジャケットモデルを務めたことが契機となり、吉田拓郎、KInKi Kids 篠原ともえとのセッションをテレビで初披露しました。

その後はドラマや映画で活躍が続きます。

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奈緒がかわいそう!映画「先生の白い嘘」でインティマシーコーディネーターが拒否された?

2024年7月5日公開の映画『先生の白い嘘』で奈緒さんは主演を務めました。

原作は鳥飼茜による漫画で、月刊モーニング・ツーで、2013年から2017年に連載されました。全8巻にのぼります。

性的被害を題材に、男女の『性の不平等』が描かれています。

性描写が多いことから、撮影に向けて奈緒さんが、インティマシー・コーディネーターを要望します。

インティマシーコーディネーターとは、性的シーンで製作側の意図を的確に俳優に伝え、演じる俳優を身体的かつ精神的に守りサポートする役割があります。

肉体の描写は俳優や女優の精神に負担を強いります。そんな演者を心身共にサポートし、不必要に激しいシーンが俳優達を傷つけないようコーディネートします。

しかし三木康一郎監督はこの要望を受け入れることができませんでした。

「監督と女優の間に第三者を介入させて、誤解を招きたくない」との理由でした。

この事実が、映画公開前オンラインメディアのインタビューで明らかになり、SNSで炎上騒動になったのです。

公開当日の舞台挨拶前に、映画プロデューサーが登壇し、次のように説明しています。

「撮影当時は日本での事例も少なく、出演者事務所や監督と話し合い、第三者を通さず、直接コミュニケーションをとって撮影するという選択をいたしました。インティマシー(性的な)シーンの撮影時は、コンテによる事前説明を行い、撮影カメラマンは女性が務め男性スタッフは退出するなど、細心の注意を払い、不安があれば女性プロデューサーや女性スタッフが本音をうかがいますとお話をしていたので、配慮ができていると判断しておりました。」

「しかしながら、このたび様々なご意見、ご批判をいただいたことを受け、これまで私どもの認識が誤っていたことをここにご報告を申し上げるとともに、製作陣一同、配慮が足りなかったこと、深く反省をしております。本作を楽しみにお待ちいただいているお客様、原作の鳥飼茜先生、出演者、スタッフの皆さまに不快な思いをさせてしまったこと心よりお詫び申し上げます」

情報引用元:https://eiga.com/

続いて三木監督も次のように謝罪を述べました

「映画人としてこの作品で感じたことを教訓にし、しっかり顔をあげて前に進んでいきたい。しっかりと精進していきたい」と涙を浮かべながら話した。 情報引用元:https://news.yahoo.co.jp/

同じ舞台挨拶は映画のキャストも登場。奈緒さんは次のようにコメントしています。

「わたしとしては、ここにいる誰も、心を痛めるようなことなく、一緒にいたいと、せつに願っております。なのでひとこと。わたしは大丈夫です。」

情報引用元:https://eiga.com/

現代では性的描写は当たり前のようにテレビや映画にとりいれらますが、大勢の前でプライベートな部分をさらだすことに、抵抗のない人はいません。俳優であってもです。

しかし奈緒さんは周囲や観客の気持ちを配慮して「大丈夫」といったと思われます。

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奈緒の映画「先生の白い嘘」はインティマシーコーディネーターが必要だった?

「先生の白い嘘」の原作は漫画ですが、漫画の読者からは映画公開前にこのような声がSNS上に上がっていました。

「こんなにも人って、男女って、女って、弱くて脆くて面倒臭くて….心がぐつぐつした」

「これを実写化するのか……」

「えげつなくメンタルに迫ってくるグロテスクさが怖すぎた。ほんと凄い漫画だ」

漫画の読者の心配している様子がうかがえます。

性被害を描くこの作品は、性的な描写が多く登場します。主人公の女性は性的被害にあいます。また主人公が務める学校の男子生徒も、被害を告白します。

R15+指定ですが、映画を見た観客からは、「R18でもいいのでは?」という意見がありました。

奈緒さんはこの漫画の読者で、映画出演の話を受けて「やりたい!」と思いましたが。、それでも

「映像化することが衝撃でした」

と、2024年7月4日、FRAUのインタビューで語っています。

実際この実写が実現するまでに、主演女優候補10人に断られていたことを三木監督が明かしています。それほど難しい役だったのです。

それがわかっていながら、三木監督はコーディネーターの要望を断っています。

アメリカに本部を置く団体が養成プログラムを修了した人に資格を認定しているが、日本国内で活動している有資格者は、まだ片手にも満たないといいますから、それも理由の一つかもしれません。

しかし、先の映画プロデューサーのコメントでは

認識が誤っていた」「配慮が足りなかった」

と認めています。

2024年7月21日の週刊文春では、俳優の高島政伸さんがドラマの撮影でインティマシー・コーディネーターを要請したという内容が、高島さんが週刊誌で連載するコラムを引用して紹介されています。

昨年撮影されたNHKドラマ『大奥』で自らの娘に幼い頃から性的暴力を繰り返す徳川家慶役をうけるにあたって

『必ずインティマシーコーディネーターさんを付けてください』とお願いしたというものです。情報引用元:https://bunshun.jp/

わが子を性的虐待する役柄を演じるためにはその心理に寄り添ことが必要です。

しかしそんな野蛮で恐ろしい行為を理解するのは、通常の心理状態では耐え難いことです。高島さんも自分の精神のバランスを保つために、インティマシ―コーディネーターを希望したのでしょう。

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まとめ:奈緒は映画で何があった?「先生の白い嘘」でインティマシーが原因?

本日は、若手実力は女優・奈緒さんについて、映画「先生の白い嘘」で何があったのか、についてお知らせしました。

性的シーンの多い難しい役柄であったこと、インティマシー・コーディネーターの導入を希望したにも関わらず、最終的に導入されなかったことについて、お知らせしました。

しかし、この件が表ざたになったおかげで、今後、俳優たちはインティマシー・コーディネーターを希望しやすくなり、同時にコーディネーターの需要が高まることが予想されます。

この映画の撮影で奈緒さんが傷つかなかったことは本当に幸いです。そしてこれからも、奈緒さんの演技への果敢な挑戦がつづきます。

今後の活躍に期待しましょう。

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この記事を書いた人

大阪出身。通訳&マーケティングの仕事がら文章をわかりやすくまとめることが得意。このサイトでは、多くの方々の気になる話題にお答えしていくため、リサーチにぬかりはありません。ジャズとオペラが好きで自らも歌うアラカン寄りのアラフィフ。

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